講義で知り合った年配の方が腎不全だった

生命科学の講義は教授が功績をあげていることもあり、
公開授業という形で社会人の方が数人聴講していた。
その中で、特に熱心に講義を受けていらっしゃる方がいた。
その熱心さを学生は見習うべきだったのだが。
講義の際その方と、都合で席が隣になったことがあった。
その方は明るい方で、授業後私に話しかけてくださった。
とてもまじめな方で、話していて面白かったので、自然と彼と仲良くなった。
ある日のこと、いつものように話していたらある相談を受けた。
実は彼は、腎不全で、日ごろから通院していたが、
悪化して腎不全治療のため、2週間講義を休むらしい。
その分の講義のノートをとっててほしいとお願いされ、私はそれを快諾した。
3週間後、彼は再び講義に顔を見せた。
私は彼のいない2週間、懸命にノートをとり、
そのおかげで彼が帰ってきてからも授業を積極的に受講した。
期末試験で、2人揃って満点だったのは間違いなく彼のおかげである。

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